服装について

北海道の気温の推移

気温グラフ
夏は過ごしやすく、冬のアクティビティも満喫できる。
  • 平均気温20度を超える期間が短く(7月~8月)梅雨もない地域のため、夏でも快適に旅行が楽しめる。
  • 平均気温0℃以下の期間が長く(12月~3月)雪も多いため様々な冬のアクティビティが楽しめる。

四季毎の服装紹介

春の服装
(4月下旬~5月)

北海道の冬は長く、4月に入っても寒い日が続きます。
そのため、北海道の春は4月下旬~5月になります。
最高気温が25℃の日もあれば、最低気温が3℃程度になる日もあるため、日中でも厚手のコートを持っていることが重要です。

初夏の服装
初夏(6月)

6月の北海道は30℃を超える日、10℃を下回る日も珍しくありません。
日中は半そでで問題ありませんが、日が落ちると気温が下がるのでカーディガンやジャケットなど簡単に羽織るものが必要になります。

夏の服装
(7〜8月)

北海道の夏は7月・8月が本番です。
北海道の夏は暑さも気持ちよく感じます。
日によっては30℃を超えることもありますが、朝晩は涼しいのが北海道です。
ただし、8月下旬には気温が下がる日もありますので長袖を1枚持っていくことをお勧めします。

秋の服装
(9〜10月)

北海道の秋では、朝晩は5℃を下回る日もあります。
9月は比較的暖かいため、ジャケットを持っていれば大丈夫ですが、特に10月は寒い日も多いため、セーターやコートが必要になる日もありますのでご注意ください。

冬の服装
(11月~4月)

北海道ではマイナス10℃を下回る日も多い冬。 雪も多く、毎年転倒してけがをする人も多い季節です。
セーターや厚手のコートはもちろん、靴にも注意が必要です。
ただし、北海道では施設内の温度が高く設定されているため、建物の中で厚いと感じる人が多いことも特徴なので脱ぎにくいコートは避けてください。

Caution注意が必要な5ポイント

注意事項

北海道の雪道には比較的安全な雪道、危険な雪道があります。
小樽や函館のように坂道が多い町では、一見ただの坂道に見えるところが実は凍っていて、気にせず歩いているとお尻や背中から地面に叩きつけられるように転んでしまうことも少なくありません。
カフェやレストランのように滑らない店内から外に出た途端にすべって転んでしまう。階段やタイルなどに靴底から落ちた雪がついているのを知らずに踏んで転んでしまう。
北海道ではよく見受けられる光景です。
北海道の冬で怖いのは雪が積もった雪道、見てわかる凍った道だけではなく、気にしていない、気を抜いてしまうことが一番危険です。
そこを踏まえ、下記の5つのポイントに注意してください。

車を停めて乗り降りする路肩

乗り降りする路肩

凍って滑りやすい道路で乗り降りする際、片足に体重がかかるため、大きな事故になりやすい場所です。
路肩でのお車の乗り降りの際はしっかり手すりなどに手を添えて乗り降りしてください。

駐車場付近

駐車場付近

ホテルや商業施設など、歩道を通って駐車場に入るような場所では、道に傾斜がついている上、車の通行量が多いため雪をかたまり、横すべりしやすくなっています。
マンホールの上なども、雪や水でぬれて滑りやすくなっています。また、道路上にあるマンホールはそこだけ雪がなく、落とし穴のようにへこんでいるため車での走行には特に注意が必要です。

横断歩道

横断歩道

横断歩道では、車と人間の通行量が多いため、踏み固められた雪がアイスバーン化します。交差点でクルマが発車する際にタイヤを空回りしてしまうことも非常に多いです。雪が汚れて黒っぽくなっているため、アイスバーンだと気がつきにくいことにも注意が必要です。
白線部分は、薄い氷が表面を覆っていて、滑りやすいことに最も気が付きにくいポイントの一つです。北海道の人は、白線を避けて通ります。
また、札幌市内では横断歩道を通る際に市電のレールの上をまたぐこともありますが、ここも要注意なポイントです。

外との出入り口

出入り口

外との出入り口は要注意!
ホテルや商業施設・商業ビルなどへの出入口付近は気温差が激しく、凍結していることもあれば、人の出入りが激しく足下が見えにくいため、注意が必要です。
きちんと足下を確認し、注意してください。

ロードヒーティングとの境目

ロードヒーティング

北海道では、アスファルトを温めて雪を溶かすロードヒーティングを設置しているところが多々あります。
ロードヒーティングが通っている道は雪もなく凍っていないため非常に走行しやすいですが、ロードヒーティングが通っていない道との境目で凍っていることや雪の段差ができているところもあるため走行の際も歩く際にも注意が必要です。